問題 No.1398
第2次人工知能ブームにおける主流システムでは、専門家の知識をルールとして記述することで推論を行っていた。しかし、人間が日常的に用いる常識や暗黙的な知識をすべて明示的なルールとして抽出・記述することには限界があり、システムの発展が停滞した。この限界を示す用語として最も適切なものはどれか。
【正解の解説】
知識獲得のボトルネック
知識獲得のボトルネックとは、人間が日常的に行う思考や常識を、全て明確なルールとしてシステムに書き起こそうとしても、網羅することが不可能で限界があるという問題です。
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【その他の選択肢の解説】
組合せ爆発
組合せ爆発とは、条件や選択肢が増えるにつれて、考えなければならないパターンの数が指数関数的に急増し、コンピュータでも計算が終わらなくなる現象です。
次元の呪い
次元の呪いとは、扱うデータの項目数(次元)が増えるほど、必要なデータ量が指数関数的に増えてしまい、学習や解析が極端に困難になる現象です。
モラベックのパラドックス
モラベックのパラドックスとは、人間にとって高度な思考(チェスや計算など)はAIには簡単だが、人間にとって簡単なはずの日常的な動作(歩く、物をつかむ)がAIには極めて難しいという矛盾のことです。